ドライバーでのボールの位置はどこか?
星野陸也プロの場合は結構内側に見える!?
ドライバーのボールの位置といえば、左かかと内側だったり、
左脇の位置だったり、おおよそ左側が多い。
左に体重移動したり、
アッパーブローで打つためだったり、
理由はいろいろあると思うが、
なんとなく定説になっている。
私は、知らず知らずのうちにドライバーでもボールを内側にセットしやすいので、
「左側になるように!」と気を付けているタイプである。
そんな中、見つけてしまった!
ドライバーなのに、結構内側にボールをセットする男子プロ!
東京オリンピック日本代表として出場した経験をもつ星野陸也プロだ。
星野プロによると、最下点が一番スピードが速いはずなので、
そこで打つようにしているとのこと。
もちろん、クラブのしなり影響もあり、もともとハンドファースト強めのスイングもあるので、
シャフトもまっすぐ下、打点もまっすぐ下、というわけではないかもしれないが、
そいういうイメージで振っているとのこと。
星野プロといえば、クラブのこだわりがかなりつよく、
クラブに貼る重りも、豆粒以下のかなり小さい重りを貼って微妙な調整をするほどだ。
そんなプロが、たまたまボールの位置が結構内側だったということはないだろう。
私も、もしかすると、自然と内側になってしまう癖があることを考えると
左脇の位置ではなく、真ん中あたりが良いのかもしれない・・・。
ちなみに、星野プロは2021年平均飛距離ランキング4位ですね。
[追記]
カメラの位置による影響か、目の錯覚か?
次に公開された動画で、しっかり中央ではなく、左側のボール位置で、ドライバー打ってましたね。
やっぱり、真ん中よりというのはなしか・・・。
左耳の付け根の片山晋呉プロ
ほかのプロはどうなのか?動画をたくさん出している片山プロから見ていきましょう。
片山プロの場合、足の開き方などで位置関係が変わってしまう「左足のかかと説」は推奨しないとのこと。
左腕をセッティングしてちょうど良いところが、左耳の付け根になるとのこと。
この場合、足の開き方による影響が少ないように思う。
なぜ、左耳の付け根か理由も説明されていて、一番力が入る、降りやすい位置とのこと。
確かに、そういわれてみると、ほかの位置より力強く振りやすい気がします。
宮本勝昌プロの場合、左足基準で考えるとすべてのクラブでボールの位置は1個半も変わらない
足の幅がクラブによって変わってしまうゴルフ。
足の幅を考慮せずにボールの位置が論じられることも多い。
宮本プロは、左足を基準にしたら、ボールが正面からみてどういう位置に来るか?
という動画をUPしてくれています。
ドライバーだけボール約1個分程度左なだけで、5Wからほかのクラブは、左足基準でほぼ同じ位置。
足幅は、右足の位置を変えて調節しているので、左足基準でボール位置はほぼ同じ位置だが、感覚としては内側になっているとのこと。
その検証動画はこちら。
井上透ティーチングプロは、クラブのジャンルで少しづつ違う位置
井上透プロも足の位置では足幅で違ってくる可能性もあるので、顔など上半身をもとに解説。
ウェッジ・ショートアイアン群は、鼻。
ミドルアイアン群は、左目。
フェアウェイウッド群は、左耳。
ドライバー群は、左脇。
あまりに気にしすぎて、硬くなってはいけないので、だいたいで大丈夫とのこと。
カメラの位置もあるかもしれないが、井上透プロのショットも確かに厳密にはちょっと前目のボール位置になっているように見えなくもない。
左足かかと説も否定されているわけではなく、結局、打ちやすい位置に足幅を調節しているはずなので、それも正解とのことです。
これらの動画を見てきて感じた個人的見解
左腕でクラブを持ったときに、腕の位置や手の位置が上半身に対して、基本的には同じなのではないかということ。
左腕でどのクラブでも同じようにセットしてできるヘッドの位置に合わせて、ボールを置くのだけれど、足幅などによって内側に感じたりするのではないか。
また、クラブによっては球をとらえるタイミングも違うので、ドライバーは左に寄り、ウェッジになるほど真ん中に寄るケースもある。
プロの場合は、基本同じ位置の感覚だけど、打ちたい球(高い球低い球)によって位置を調節する感じなのかもしれない。
私レベルでは、同じ位置にセットしてるつもりが、きっとバラけてる。その誤差をまずは修正したい感じですが・・・。